BBT大学に存在する2つのジレンマ
こんにちは。現在目下休学中のBBT大学一期生吉田と申します。
「休学して初めて青い空を見た・・・・・。」が口癖です。(嘘)
今回はBBT大学に存在する”2つのジレンマ”に関してご紹介したいと思います。
BBT大学には、1)短期的な業務パフォーマンス低下のジレンマ と、2)知らず知らずに思考停止の罠に嵌るジレンマ があります。今回の投稿ではこの双方について解説します。
これらを覚悟し、意識した上で入学を志すことをオススメいたします。
1)短期的な業務パフォーマンス低下のジレンマ
BBT大学に入学する方は、現状圧倒的に社会人の割合が高く、比率的には社会人:専業学生=7:3となっています。社会人の方の多くは自身の業務パフォーマンスを高めるためにBBT大学に入学なされたのでしょう。(僕はそうです。)
確かにBBT大学の講義は実践的であり、かなり直接的に業務パフォーマンスを高めてくれるものばかりです。これは間違いありません。
しかしそれ故に、タスク的なワークも多く、かつ大学という特性上講義数が多いため、大抵の社会人は睡眠時間を削り、寝不足に陥ります。寝不足になると業務パフォーマンスは低下します。
つまり業務パフォーマンスを高めるために大学に行っているのに、短期的に見ると業務パフォーマンスが低下してしまう、そういうジレンマに苦しめられます。
2)知らず知らずに思考停止の罠に嵌るジレンマ
BBT大学は、「教えない大学」を掲げています。これは”単純に体系的な知識を教えるのではなく、自身の頭で正答を導くための教育を積極的に行う”ということです。
確かにその通りで、BBT大学の講義を受講していると、さまざまな物事のベースとなる思考能力が増します。(特に問題解決。これは文句なく素晴らしい講義です。)
しかしここにも罠が潜んでいます。それは、思考能力を高めるためにBBT大学に入学したのに、気がつけば思考停止に陥っているジレンマです。
こちらにしても原因は、講義数、タスクの多さにあります。
講義数やタスクが多いため、何も考えずただタスクの消化のみに目的を置くようになる場合があります。BBT大学に入学したのはタスクの消化が目的ではないはず、そしてそれを明確に理解しているはずなのに、普段の習慣の中で気がつけばタスクの消化が目的化してしまいます。
もちろんタスク単位で正答を導くための思考はしていますが、そのタスクの必要性については思考しません。所謂手段の目的化です。
これは意識的に避ける必要があります。
そのためには、BBT大学を“自身を成長させてくれる場”として考えるのではなく、“自身を成長させるための場”、つまり受動的ではなく、能動的に捉える必要性があります。
必要ないタスクやくだらない授業は、例え単位を落としたとしても行う必要はないでしょう。
社会人に時間は何より貴重なのです。
(卒業と単位取得に重きを置いているのであれば、無駄なものは適当に流します。それがBBT大学での処世術です。)
こう見てみると、1)2)のジレンマ共に講義数とタスクの多さがメインな要因となっていると考えられます。
そしてその要因は、BBT大学が大学であるがゆえに起こる、構造的な欠点に思えます。
これから入学を考えている方は、この欠点を認識していると良いかと思えます。
吉田